広島カップ

夕陽のギャングたちの広島カップのレビュー・感想・評価

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)
3.5
IRAの革命家(ジェームズ・コバーン)で爆弾のスペシャリストがメキシコの山賊(ロッド・スタイガー)と組んで銀行強盗を仕掛けたはいいが空振りに終わり、その代わりに民衆の英雄となってメキシコ政府軍と戦うことになるという話。

セルジオ・レオーネのマカロニウエスタンにしては意外にコメディ要素が強くてコレは良し悪しではないでしょうか。私としてはこうした要素は省いてもらってワイルドに徹してもらい、もう少し短くタイトにできなかったかと思うところ。

ジェームズ・コバーン、ロッド・スタイガーなどはむさ苦しい男感を発揮していて魅力的ですし、ダイナマイトによる爆破シーンがサム・ペキンパーばりに凄まじいのも見所です。なので余計にコメディ要素は要らないかったと感じます。
♪ションションション...とシャンソンっぽい女性コーラスが入るエンニオ・モリコーネの音楽も戸惑い気味に聞こえて来ます。
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