5月13日はアメリカの名優ハーヴェイ・カイテルのお誕生日!
79歳おめでとう!
そしてずっと気になってて今回ようやく観賞できたのが、カイテル主演作『SMOKE』の続編として制作された『Blue in the face』
N.Y.ブルックリンのタバコ屋主人オーギー役をそのままカイテルが演じ、
そこを基点に様々な人たちが交差して多数のエピソードが展開されていきます。
製作は前年にタランティーノ監督『PULP FICTION』をメガヒットさせたMIRAMAXで、こうしたインディペンデント臭の強い群像モノに当時の潮流を感じたり。
人種のるつぼブルックリンで多様に交流し合い、タバコだったり、ベルギーワッフルだったり、ドジャース元本拠地の思い出だったり、
様々なスケッチにブルックリン文化の凝縮されたエッセンスを垣間見ることができました。
そして共演者も超豪華でマイケルJフォックスやマドンナ、ルー・リードなんかが軒を連ね、
ジム・ジャームッシュ監督と彼の作品に多く出演したジョン・ルーリーまで登場!
ジャームッシュが語るタバコへの思いが、その後『コーヒー&シガレッツ』に繋がるかと思うとなかなか感慨深いです。
音楽も世界中からクロスオーバーされた多種多様なラインナップで、日本からは喜納昌吉の『花』と『じんじん』がエントリー。
なんの変哲もないストーリーに、この上ないハッピーさを感じてしまうブルックリン愛ムービーでした!