【soutaの映画つぶやき No.950】
"ビフォア・サンライズ 恋人までの距離"
列車の中で偶然出逢ったジェシーとセリーヌ。一夜だけの限られた時間をウィーンで過ごし二人は互いに惹かれ合うが、別れの時は刻一刻と迫っていた、、
ふと過去に付き合った人を思い出して、"結局結ばれなかったけど あの時あの人と燃えるように恋をしたなぁ"なんて、そんな忘がたい思い出になるであろう出逢いをした二人の男女の話。
ウィーンの街を歩き、他愛もなく会話をするだけの映画。しかしこの短い時間の中で確かに二人の距離は縮まっていく、これは会話劇の究極だと思った。
今では世界中の誰とでも簡単に繋がれる時代だしこういう出逢い方はもう難しいかもしれない、だからこそ羨んでしまう。旅のような人生を彩る、一期一会。
