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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のtottsunのレビュー・感想・評価

4.0
「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」🎬11
アメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…
filmarksリバイバル上映にて鑑賞。
2018年にDVDで鑑賞済みだけど(実はその時ハプニングがあって、「ハングオーバー」を借りたのにレンタルしたTSUTAYAさんのミスでDVDケースは「ハングオーバー」なのに中身は今作でした。ある意味ジェシーとセリーヌのように運命の出会いだったのかも)
あれから月日が流れた今、受け止め方は変わるのかなー?と。
あとは普通に映画館での鑑賞が普通に楽しみだった。
忘れてるところもあったりしたけど、印象的なシーンは覚えてるものだね。
前回見た時も電話のシーンが特に好きだったんだけど、やっぱりあのシーンには可愛いが詰まってる。
ウィーンの美しい街並みの中をただおしゃべりしながら身を委ねるように2人で歩く…
その一晩に哲学的な話や人生観、恋愛の高まりというか気持ちやの移ろいが見事に凝縮されている。
最初はただ見守ってるような気持ちだったけど、だんだん見てるこっちまでそんな彼らに感情移入してしまう。
でもその儚さこそがなんだか美しくて…
ひたすら会話してるのがメインだから会話劇が苦手な人は敬遠してしまうかも。
私的には☆☆☆☆かな。
劇場がほぼ満席だったんだけど、若い女性がほとんどで驚いた。
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