Haco

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のHacoのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます


少女漫画みたい!なんて感覚じゃなくて。

ただこの2人に寄り添うように、
どきどきしたり、切なくなったり、
心がきゅんとして。
同じ気持ちになって。


「会話」という物語です。

乗り物がどれだけ速く進もうが、
窓の外に流れる景色がどれだけ美しかろうが、

ただ目の前の人が知りたいだけで…
興味があるのはこの人の言葉だけで…
というように。



それでいて、2人の視線はちぐはぐ。
目をそらしたり。見つめたり。
お互いにそうするけど、ちぐはぐ。

一緒に居られる間、
すっごく短い間だけど、街を歩き続ける。

朝が来て街が明るくなってしまうのが、
こんなに悲しいなんて。



2人が別々に乗った
飛行機の中。列車の中。
旅における移動の時間って、頭の中で色んなものに考えを巡らせるけれど

2人は、何を考えてるんだろう。



きっと、お互いのこと。
2人だけで共有した不思議なあの時間。

そんなことが頭から離れないまま。
でも2人の距離は離れていくのかなあなんて。



ハコ的きゅんポイントは、
「なあに?」って字幕です。

【あ】が可愛いすぎるんやって。
見つけた限り2回出てきました。


続編も観ますー
Haco

Haco