クリムゾンキング

私は殺されるのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

私は殺される(1948年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

帰りが遅い夫を心配して会社にで電話した妻、しかし混線なのか関係ない会話が。しかしよく聴いてみるとある女性を殺す計画の内容だった!

現在の時間軸は基本的に主人公のベッドの上(電話)で進行、途中、話し相手や主人公の回想などが挿入され、次第に全容が明らかになっていく。

主人公が「アタシ病気なのよ!」と言いながらめちゃくちゃ元気だったり(そもそも心因性という事実が中盤で明かされる)、回想に回想を重ねてやたらくどく感じるところはあるけれど、殺人者の魔の手が迫るラストの一連のシークエンスからタイトル(原題)のセリフで幕を閉じる流れが迫力満点でここだけでも見てよかったと思える作品だった。