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エアフォース・ワンの380のレビュー・感想・評価

エアフォース・ワン(1997年製作の映画)
3.0
昼、12チャンでやってて観ました。
観たかと思ってたんですが観たら思ってたのと違くて初見でした。エグゼクティブ・ディシジョン辺りと混ざっていそうです。あと飛行機ん中で蛇が出るやつとか。それとかジョディー・フォスターのやつとか。山に墜落して人肉食べるあれとか、あ〜終わったと思って家着いたら悪い奴がそこまで付いて来てるレイチェル・マクアダムスのやつとか、ローレン・ホリーが運転するCAさんのやつとか…
飛行機の映画って沢山ありますね!
混ざります。

それはさておきこの作品、凄く売れた記憶ですから観たらやっぱり良く出来ていて納得です。アメリカでは1997年の年間興収5位になってます。この年の1位はタイタニックで恐竜パークの2作目が3位ですね。そんな時代です。

時代的には地球上の人間がまだ911を経験する前の事ですね。昨日9/11でしてあれから18年経過した訳ですが…映画より現実の方が遥かに残酷に思えました。この映画の中の悪役はなんか生易しい。ソ連がどうのこうの言っちゃってw
そんな訳ですから色々な映画の中でのヴィラン達は昨今、より残酷である必要が出て来たのかなと思います。

2002年のIrreversibleでのモニカ・ベルッチの嬲られ方は半端ないし、2008年のEden Lakeのトーチュアー描写もリアルですんごい痛そう。でっかい斧とかでバキッとは行かない訳です。911以前と後では苦痛の描写が明らかに変わって来ているなと思っています。

そんな感じで、この作品の中では割とサクサク問題は解決して行きます。一応何件かの悲しい殺戮はありましたが…アッサリしています。レーティングが緩めだと自ずと収益は増えますのでね。

なので観ていて楽ですしちゃんとハラハラするし、一応、一難去って又一難と言った困難は立ちはだかって来て丁度良いぐらいです。

ところでハリソンさんはオスカーに無縁ですね。僕は良い俳優さんだと思うんですが。この後ゼメキスのWhat Lies Beneathで悪役に挑戦したり作品の選択眼は勿論割と良い感じ。共演したミシェル・ファイファーのご主人がアリー・マクビールのプロデューサーであるデビッドEケリーですから、後にキャリスタ・フロックハートと出会って結婚とか自然な流れでなるほどって感じです。

ヒットしたドラマでアメリカの恋人(かつてはメグ・ライアンがそう呼ばれてましたが)となったTV女優がインディアナ・ジョーンズ若しくはハン・ソロと結婚するなんて、僕的には一番ワクワクするセレブ夫婦です。ブラピはシットコムのコメディエンヌ(アニストン)を捨てたから×。アンジーに虐げられてバチがあたってざまあ。

そんな訳でハリソン・フォードは好きなんです。
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