トミー・リー・ジョーンズ主演のディザスター・パニック映画。ロサンゼルスの地下からマグマが吹き出し、大都市が崩壊しちゃいます!
映画評論家の町山智浩さんによると、ロスの地下にあんな火山脈は存在しないそうで、ありえない話だそうです。
けど、都市の地下からマグマが吹き出し、火山弾が飛び出すアイデアはとても魅力的だし、パニック映画として面白いので、ありえないことだとしてもこれはこれで良いと思います。
危機管理官役のトミー・リー・ジョーンズが超人的な指揮能力を発揮して、次々と起こる危機を回避してゆきます。
彼がいなかったら、きっとロスは壊滅していたでしょう。それほどの活躍です。国民栄誉賞は確実!
アメリカならではの人種差別問題もはらんでいて、白人も黒人も最後には協力して自分たちの街を守り、分かり合う姿は感動的。派手な災害描写だけでなく、こういったサブテーマもしっかりとみせてくれるところが本作の優れたところですね。
一旦はマグマを冷やして危機を回避できたと思いきや、更に恐ろしい事態が起きるという展開もサービス満点。
ディザスタームービーの中でも安定した面白さの良作です。
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