田中太郎

裸の銃を持つ男の田中太郎のレビュー・感想・評価

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)
4.0
正直めっっっっっっっちゃ面白かった。やっっばいなこれ。
高校生くらいの頃、コメディ映画が嫌いだった。嫌いというか、食わず嫌いと言った方が正しいだろうか。

理由は定まっていないが、"笑い"の価値観が合わなかったら120分の地獄に付き合わされるという仕組みが嫌いだったんだと思う。

だから社会人になって、友達と会う機会が減り、笑う回数が確実に少なくなった今だからこそ、コメディ映画の素晴らしさに気づきつつある。今作はそれに気付かせてくれるきっかけだった。

自分をポンコツだと思っていないポンコツ刑事がとある事件を解決しようと奮闘するコメディ映画。

マジで冗談抜きで1分に一回ボケていた。
このペースだと後半胃もたれするかと思いきや、飽きない。終始ニヤニヤし、たまに声出して笑える。とにかくお笑いのバーゲンセールだった。

マジな顔して演技してバカなことしているからそのギャップが癖になる。
個人的には、彼女と楽しそうに映画館を後にする主人公が見た映画がプラトーンだった…というシーンがマジで爆笑した

80年代の映画に親身に向き合っている感じがたまらなく良い。これはBlu-ray買うか本気で迷うやつ^^
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[この映画のBest俳優]
レスリーニールセン
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
田中太郎

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