カンパッチー

ディファイアンスのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ディファイアンス(2008年製作の映画)
3.5
ホロコーストの映画といえばユダヤ人が迫害されてばかりの話が多いですが、この映画はドイツ軍に対して銃を取り、森で逃げ回りながらも戦う映画で珍しいのもさることながらこれが実話というのも驚きです。

ダニエル・クレイグ演じるトゥヴィアは非正規軍をまとめるために暴力を使うべきか否かを悩んだり、食糧の問題についてなど苦悩の多いリーダーで彼に対してキャラ造形が深くなかったのですが、その分弟の暴れん坊のズシュことリーヴ・シュナイダーがとても素敵!というかトゥヴィア以外の三兄弟はとても魅力的でまだまだ若いジョージ・マッケイやほぼ彼が主役と言っても過言ではなかったジェイミー・ベル、アザエルの成長が本当に素晴らしい!
こういった史実があったということだけでも観て良かった作品でした。