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シネマニア
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『シネマニア』に投稿された感想・評価

3.3
精神分析的には強迫神経症や嗜癖(しへき)行為の一種かもしれない。ジェノグラムを紐解けば家庭不和が要因ではないかと推測するが、そこまで人生を映画に捧げているのならば羨ましい限りである。

題名から上映時間を正確に答える濃いマニアがいたが、果たしてこの知識欲は必要なのだろうか? おそらくサヴァン症候群の範疇に入るのではないかと思われる。

私にはそこまで行けない「たが」があるのだが。(周辺はさほど変わりないとのご指摘)

公開年は2002年で昨今のコロナ禍や動画配信によるシフトで ”映画館鑑賞原理主義者” の彼(彼女)らは禁断症状を乗り越えられたのだろうか。

内容は面白いのだが、ドキュメンタリーとして人物描写に深掘りが甘く平坦すぎたのが減点。
「あなたにとって映画とは?」
映画を観ることに人生を捧げたすべての者たちへ。


2018年ラスト鑑賞!
本作では、映画を観ることに人生を捧げた人物をシネマニアと呼ぶ。
NYを拠点としたシネマニアたち。
5人のシネマニアを捉えたドキュメンタリー映画。

NYでは映画祭や特集上映が多い。
そのため、劇場や美術館など多くの場所で鑑賞に至ることができる。
映画のために一日のスケジュールを立て、その通りに劇場に足を運ぶ。
一日に3本映画を観るのは当たり前で、ガチればもっといける。
8ヵ月で千本って言ってたけど、月に125本とか凄すぎる。

同じ映画狂であっても、嗜好はバラバラなところは面白い。
ヌーヴェルバーグが大好きとか、逆にそういうのが嫌いでアホみたいな映画が大好きとか、その人なりの映画への愛が見える。


映画を一体何のために観ているのか。
取り憑かれたように映画を観る5人。
もはや観ることに使命感すら覚えている。
現実逃避のために映画を観ることは誰もが共感するだろうが、いつしか現実が虚像に侵食されてしまうのは考えもの。

何かのために生きているということは素晴らしいことだが、彼らは孤独を深めている。
人生においての優先順位が、自分の人生よりも映画になってしまっている。
部屋は散らかり、常識はずれなところもあり、豊かな生活というよりは、何とかギリギリな生活。そういった印象を受ける。
映画館への最短の道のり、トイレを我慢する秘訣、強奪されるチラシやパンフレット。
形成されていく、映画を効率よく観るための方法。
そして歪んでいく常識の壁。
本作の描きではシネマニアのパーソナルな部分(特にバックボーン)の切り込むは浅く、シネマニアの日常を描くだけに留まっている。
自分の過去を語る時間があれば、映画を観なければいけない人たちだからしょうがないけれど、やはり気になる。

映画評論家のように批評を書くわけでもなく、友だちと映画の感想を語り合うわけでもなく、ただ映画を観るだけ。
誰かと感想を共有することや、どうであれ人と繋がっていることは大切なんだと感じる。
今こうしてレビューを書いているのも、ただのインプットだけでは嫌だし、何より誰かと繋がりたいと感じているからなんだと思う。


過去の名作が埋もれていかないためには誰かが観るべきであり、僕らのような世代も鑑賞する必要がある。
埋もれてしまっている素晴らしい映画は山のようにあるし、語り尽くせないほど名作は存在しているのだ。
新作もいいけれど、もう少し偉大な過去の作品にも目を向けてほしい。
廃盤、未公開、限定上映など、すべての人々が平等に鑑賞に至る環境にいるとは言い難いが、誰かが鑑賞しているとするならば、これから先多くの人に望まれるように広まっていってほしいもの。
誰もが平等に鑑賞できる環境を。


これから先、映画というコンテンツが永遠に存在しているとするならば、観るものが存在しており、作ってくれるもの・映画の存在を維持してくれているものが存在しているということ。
きっとその一端は“シネマニア”たちのおかげなのだろう。
もちろん僕のような、一種の映画好きレベルの人たちも。
映画好きな一人一人が、映画そのものを支えているのだ。


きっとこれから先も僕は映画を観続けるだろう。
程々に。でもたくさん。
やはり映画が大好きだから。
何より映画は素晴らしいから。
映画に最大の敬意を。
映画に愛をこめて。

そして年納めに、多くの方へ感謝を。
来年もよろしくお願いいたします。
惡
4.0
シネフィル密着ドキュメンタリー。

最後に自分たちの作品(この作品)を観て『軽蔑』みたいだね…って言い合うあたり死ぬほどグッときた。
映写室にケチつけることを生き甲斐にしてるやつらとか生活保護受けながらハシゴしてる人とか完全に人生終わっとる人が次々出てくるのに雰囲気は明るくて軽い。

日本版誰か作ってくれないかな。ドキュメント72時間かザノンフィクションあたりで。
フィルセンとかシネマヴェーラにいる爺とか…あと新文芸坐で暮らしてるババアとか。

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CUT

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2011年12月17日

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