でかくて分厚くて食いづらいけど食ったら絶対うまい!というハンバーガーを食べたくなる時がある。
初見なのに全くそんな気がしない、だがちゃんと面白い。キャメロン節は自分にとってそんな「古き良き」存在であり、映画の原体験として身体に染みついてる、極めて日曜洋画劇場的なものだ。
謎に結束の強いバランス配分が完璧なチーム、可哀想な軍人、最終的にはぶつかり合いで勝敗を決める感じ、ホッとしたと思ったらまだ危機が続くジェットコースター感、愛が全てを乗り越える!的な力技な展開などなど、今他の誰かがやってもしょうもないような要素が輝いて見える。困ったことだが好きなものは好きなんだ…
エイリアンの造形はメビウスのコンセプトアートによるものだそうだがその絵がやはり素晴らしい。
・エンドロールはavantgarde gothic。青が海っぽさ、SFっぽさを出していてよい。