60歳のラブレターのかぼちゃのネタバレレビュー・内容・結末

苦手な、色んな人の人生が交差するタイプのストーリーだったし、60歳という熟年に焦点を当てたからといってそれで興味が湧くというわけでもないので、前半全く面白くなかったが、後半でグッと惹きつけられた。それは長年浮気されてきたのを我慢してきて熟年離婚した末の浮き彫りになる人格や、子連れに恋してその子供に邪魔される側など、いかにも実際にありそうなリアルな題材に対し、完全に悲劇のヒロインというわけではなく少し変わった視点をメインにして撮っていたからだと思う。ただ、最後の最後で、浮気されて離婚されたのにまたくっつきなおす、というのが全然納得いかなかった。後味ブーイングもの。