このレビューはネタバレを含みます
名作と言われるものを見るたび思うけど、全部名作と言われるだけの理由あるわ、、(つまりこれも何回も言ってる)
SF好きじゃないし、昔のファミリー映画くらいの気持ちで見始めたらやばかった。
今まで見た中で一番美しい出会いと別れの物語だった。
そりゃCGは時代柄多少チープだけど、それすらも良く言えばクラシックを感じさせるような仕上がりだった。
一瞬ETが仮死状態になった時は、エリオット役の子役の演技が素晴らしすぎてこっちまで涙しちゃった…
けっこう脇役というか登場人物多目だったけど、エリオットとET以外霞んじゃうくらい2人の世界。
2時間あるかないかの映画なのに、2人の時間の描写が濃密すぎて、お別れの時間にはET行かないでって思っちゃったくらい…
容姿も全く違うし、言葉もほぼ通じてないに等しいのにここまで心が通わせることができた2人の映画を見て、肌の色とか言語なんて大した問題じゃないなって思った。
この感想が正しいかどうかわかんないけど、現実問題に置き換えて教訓にできることが多いのはSFの良いところだなあって思う。
あとね、こんな末尾に付け足すようなことじゃないけど、音楽素晴らしい。音楽なかったら成り立たないくらい素晴らしい。
2021年29本目
