超空間コベ

伊賀野カバ丸の超空間コベのレビュー・感想・評価

伊賀野カバ丸(1983年製作の映画)
4.0
「―――これは、JACの映画です!」
(by 千葉ちゃん)

堂々と“ジャック宣言”して製作された、JAC総出演作。
脈絡とか、そんなモノを求めてはいけません。
ただひたすらに、売り出し中のJACメンバーがカラダを張りまくる突撃ムービー。
まさに“お腹いっぱい”な一本。☆

沈寝役のヒロユキは良かったね。
太秦映画村で、忍者や剣士に扮しての殺陣もあるよ!
忍者役ではおなじみのヒロユキだけど、妖艶な剣士の姿は意外と御目にかかる機会が少ないので、これは思わぬ嬉しい見せ場だった。♪

大葉健二の役どころは、知らないと
「ギャバン、なんでオネエ言葉の?」
ってなるよね(笑)。ちょっとオモロかった。

バンジージャンプって、ある意味どんな絶叫マシーンよりも最恐だと思う。
乗ってしまえばもうどうしようもないマシーンとは違い、奈落の底へ“自分から踏み出さなきゃならない”からねぇ…。

最後のカーロデオにもなると、何だかもうどうでも良くなってきます。ポカーン(笑)
ジャニーズ映画に対抗しようとしてたのかな?
「お前らここまで良うせんやろ!?ハハハハ!!」
みたいな。

でも、黒崎輝はちょっと残念でしたね。
『バイオマン』のゲスト出演時とか、『ジャスピオン』の前半とか、ハイテンションな持ち味で、これからが楽しみだったのに…。

『コータローまかりとおる!』も続けて観るつもりだったけど、もういいかな。(笑)
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