材料聞いただけじゃ絶対に作れない
正体不明のうまみがてんこ盛りになってる
ジャンクフードみたいな面白さ。。
明らかに狙って作ってる、変なボケの部分が
全部バカみたいに面白くて堪りませんでした。
「どういう意味やねんっ…!」ってシーンが、
目にも止まらぬ速さで
スピード感にもの言わせながら
走り抜けてくのがとにかく面白くて楽しい。
変なシーンも、必要ないように見えて
しっかり面白い掴みとして機能してるし、
飽きさせない緩急としても
作品の個性としても、結果として
ほとんどのシーンが印象に残っていて
驚くべき完成度の脚本でした。
あれだけ個性的な俳優さんなのに
「俳優してるの勿体ない！」って思ってしまう
池田鉄洋さんの脚本能力の高さ、
もはや足向けて寝れません。尊敬。。
脚本作りの中でも
トップレベルに難しいであろう、
「劇中劇を面白くさせる」ということに
完全に成功しているだけで
この作品のクオリティの高さが証明されてます。
【カメラを止めるな！】とか
あんなレベルの作品じゃないです。
中村蒼さんの前歯が
めちゃくちゃウサギ前歯なのとか、
堺雅人とか大和田慎也とか、
ツッコミ所いろいろあるんですが
新川さんとか足立さんみたいな
結構 名の知れた女優さん出てるのに、
どこの誰かも分からない
正体不明の男の人が
群を抜いていちばん美人なの
どういう現象ですか？なんのバグ？
佐藤永典さんという俳優さんらしいんですが、
あんな個性の塊みたいなキャラクターを
ただのキッカケ作りとして一瞬で消費するの、
とんでもねぇ所業だな。。
とんでもねぇよ。。
いやぁ、映画にバグとかあるんだな。。
あとパッケージで
部員の顔が向いてる方向
右と左に分かれてるんですが、
アベンジャーズみたいに
右向いてるやつ全員死ぬとか
別にそういうのは全然ありませんでした。
ありがとうございました。
