The events portrayed in this film are all true. The names are real names of real people and real organizations.
『この映画で描写されているすべては本当のことである。名前は実在の人物の名前であり実在の組織の名前である』
というセリフから始まるのがメチャクチャ面白い。この最初のセリフとエンドロールの最後のこのセリフが呼応してる。
It worked in the movie.It ain't working now.You mean the movie lied ?It's not a bad question.
『頭を砕けばゾンビは死ぬ。これは前作ではうまくいってたんだ。でもいまは無駄だ。てことは、お前は映画が嘘をつくって言いたいのか?なかなか鋭いな。』
とにかくタイトルシーンの最初の5分間のクオリティが素晴らしい。『これはアメリカ軍のエンジニアによって作られたタンクだぞ!これが壊れるわけないだろ!』って言いながらタンクを叩くと思いっきりタンクが壊れて、リターンオブザリビングデッド!ってタイトルが出るシーンで俺はかっこよすぎて叫び声を上げてしまった。なんたるかっこよさ!こんなタイトルが作れたらなぁ!拍手!
あと、この映画が面白いのは、ゾンビがなぜ人を食べるのかをゾンビに喋らせたことだと思う。ゾンビの素晴らしいセリフがある。
I feel myself rot. I feel the pain of being dead.Eating brain makes the pain go away.
『あたしは自分の身体が腐っていくのを感じるんだ。死んでいることは痛いんだよ。脳みそを食べると痛みがひくんだ。』
I can finally see the one thing that can relieve this horrible suffering. Live brains!
『ついにこの苦しみから救ってくれるものが分かったぞ!脳みそだ!』
ゾンビになることを自覚したフランクの自殺が泣ける。
この映画は青春映画だということを忘れてはいけない。
フレディがどれほど顔が溶けても、手がもげても、ティナの脳みその匂いを嗅いで追ってくるのが、ティナを愛しているからだと告げるとき、割と怖いシーンなのにほっこりする。
あと、『俺のこの格好はおれの生き方なんだ。お前らも少しは死者をリスペクトしろ。』って、チェーンをジャラジャラ下げた一番悪そうな不良が言うのが本当にかっこよかった。
前半の45分は、三馬鹿大将みたいなスラップスティックなドツキコメディ。
後半の45分は割と風刺の効いた最高にヘビーで泣ける映画。この切り替えが実にうまい。
笑って泣ける青春ゾンビ映画です。