ばきちゃん

ふたたび swing me againのばきちゃんのレビュー・感想・評価

ふたたび swing me again(2010年製作の映画)
3.1
鈴木亮平好きとしては、絶対チェックしときたい作品。ハンセン病とJAZZがテーマのロードムービーと言っていいかな。若い亮平さんが、初々しくて、それだけで満足しちゃうけど、作品自体も、少し拙くて、意欲は感じるけど、もっと頑張れ!というところは、いろいろあった。が、全体としては、いい印象を持ちました。
死んだはずの祖父が、ハンセン病療養所にいたと知っても、かなりフラットに受け止めてられる家族。ご近所を気にしたり、姉の結婚が破談になったり、恋人と破局しそうになったり、お店で嫌がらせを受けたり、とかはあっても、病気への差別は、かなりサラリと書かれていたので、ホッとした。実際は簡単ではないだろうから、映画の中のエピソードは綺麗すぎると言われるとは思う。JAZZはよく知らないけど、年齢を重ねたプレイヤーたちは、味もあって素敵ですね。元ジャズバンドメンバーたちが、豪華な俳優さんたちで、さすがでした。亮平さんの若さと未熟さがより際立つ
のが、より、胸熱!でした。
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