あやや自体は嫌いではないが、演技力があるのかは疑問。
というか、演技力はあるのかもしれないけど、スケバンという役柄に無理があったような気がする。
まあ、南野陽子とかも、そこらへんの所はもっとひどかったけどね。
ライバルとなる石川梨華は、まあまあ良かった。
あややVS石川の対決だけは一応、見れたものだった。
映画の内容としては、正直ひどい。
南野版のほうがまだマトモ。
アクション自体が割と少なく、中盤はダルい。
あやや演じる麻宮サキのキャラがブレまくっている。
これでお話自体が面白く感じられればまだ良いんだけど、これがまた下らない感じで困る。
昨今ではよくある、ゲームを楽しめれば何でもいいといった風の、よくわからないサイコ野郎がボスの組織が出てくるわけだけど、やってることは「ダイハード3」なんかで使い古された犯罪。
この組織が、拳法使いとか銃オタクとか、リーマンなのに特殊銃器作っているオッサンとか、撮影係のオタクとかがそろっているんだけど、いまいち意味分からん組織で、魅力がうすい。
爆発シーンとか、その他モロモロ、お金かけられない事情はあるんだろうけど迫力不足この上なく、邦画の限界を感じる。
ヨーヨーのCGは、それなりに良かったと思うけど・・・。
なんというか、制服姿のあややと、ポンテ―ジエロファッションでいきなり出てくる石川梨華を鑑賞するための映画なのかもしれない。
