デイジーベル

狂い咲きサンダーロードのデイジーベルのレビュー・感想・評価

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)
4.0
オリジナルネガ・リマスター版Blu-rayにて再鑑賞。

純度100%の″熱(エネルギー)″を感じる映画。

若い時に、誰もが持っていた″熱″。
歳をとるにつれ少しづつ燻っていく、大人になるって事は極論、我慢するって事だと思う。
夢や、言いたい事、やりたい事、いろんな事を我慢していく。
その結果、若い頃感じていた″熱″ってものをあまり感じなくなっていく。

この映画の主人公、ジンはその″熱″を最後まで失わずに突っ走る!
狂気とゆうよりは、その″熱″に従う純粋な行動原理。
止まる事なんてはなっから考えちゃいない。
ラストにもそれは現れている。

この映画を観て、熱くなるって事は、燻ってるだけで自分にも″熱″があるって事を気づかせてくれる気がする。
まだ俺もやれる!って思える気がする。
「やってやろうじゃないの!!」と叫びたくなった。