Yukiko

ツリー・オブ・ライフのYukikoのレビュー・感想・評価

ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)
3.9
2018年3月15日
『ツリー・オブ・ライフ』 2011年制作
監督、テレンス・マリック。
この監督さんの作品の『天国の日々』は最後まで観ました。

地球の誕生、何故か恐竜まで登場しての生命の連鎖を
美しい映像で描き、1950年代のアメリカはテキサスに住む
3人兄弟と父親との関わり合い、母を含めた家族の姿を描く。
怖い父親像をブラッド・ピットが演じる。
その息子、長男をショーン・ペンが演じている。

子供の頃、厳しい父親に反発をしていたが、父の勤める
会社が倒産した時の父との話し合いで、父が息子たちを
厳しく躾けていたのは意味があり、くじけない強い男に
なって欲しいという父の気持ちから。
それが子供の頃には分からずに、父との確執が芽生える。
父の気持ちを知り、親子のわだかまりが取れる・・・

それらを成人して、仕事も成功して、過去を思い出す
ショーン・ペン。
優しかった母との思い出。


内容はごく普通の家庭のありふれた家族像。
これらの家族の在り方を繰り返しながら、命は脈々と
続いて行くということでしょうか。

しかし、何故恐竜が?
太古の昔から、命は延々と続いている・・・
ようなことを描いている??

哲学的で難しい。
描いている家族像はごく普通の内容で…眠かった。

テレンス・マリック監督の作品、私には難しいです。
『ボヤージュ・オブ・タイム』も途中で寝てしまい、
最後まで観ていないし。
映像は凄く綺麗なのですが。
Yukiko

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