フェミ研ゼミ

美しき冒険旅行のフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)
3.5
美しいって?
人間の魅力ってなに?
という大きなハテナマークが消えない。
アボリジニーの少年は白人の少女と言葉は通じないのに次第に惹かれる。
"君の肌は柔らかい"そのセリフ。
美しいってなんだろう。
きっと白人の彼女は砂漠の中で生き抜く動物的な能力は無に近いし、一人ではきっと干からびて死ぬんだろう。
でもアボリジニーの彼が惹かれたはそんな動物的でないところ?彼女の白い柔らかい肌?支えられてあるべきところにある乳房?
自然体であり、不自然に美しい身体的な特徴なのか?
人間は動物なのに、動物でないものになりたがっているの?
人間は人間て別口にしたいの?
なんなん。
時として動物的な人間の一面に惹かれたり。
また逆も然り。
自分にないものがほしい。
ああ、そうか。遺伝子の問題か。
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