当たり前にも白人社会に戻っていった姉弟に、やはり文化や人種の違いによる相入れなさに無情さを感じた。
豊かな自然と原住民の文化が社会に吸収されていくのもアボリジニの少年が心を蝕まれる描写も苦しかった。…
音声の重なり方、モンタージュに強い主張がある。白人目線の資本主義の世界とアボリジニの世界が、どこかで統合に向かうかと思いきやどこまでもそれぞれ違うピースのまま。混ぜても混ざらないし交差するけど行き来…
>>続きを読むオーストラリアの都会に暮らす14歳の姉(ジョニー・アガター)と6歳の弟(シュリアン・ジョン)は、ある日父親と3人で砂漠にドライブに行きました。
大都会のビルが映る合間に父親が、ポツンと映ったりして、…
ニコラス・ローグ4本目。いままではどうも肌に合わない監督だったが、この映画はメチャハマった。元々、影像派の人なので、変にドラマチックなものよりドキュメント寄りのものの方が合っていると思う。残酷だけど…
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