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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のnagaoKAshunPEiのレビュー・感想・評価

4.0
エヴァンゲリヲンを繋ぐアンビリカルケーブルが躯体から外れ、床に落ちる際にプラグから逆噴射をして衝撃を抑える。この5秒にも満たないシーンが大好きで、庵野秀明のフィクションを合理的に魅せることへの美学が詰め込まれているように感じる。
あまりにも理不尽な状況や運命に抗う少年少女の「強制」から「選択」へと移行していく姿を軸に、エヴァというロボットひいては第3新東京市の上下する都市としてのケレンが実に気持ちのいいアニメーションなのである。新作公開前に劇場で観れて良かった。
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