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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のmumbleboyのレビュー・感想・評価

3.6
これは観てたかなと思ったけど、観てませんでした。エヴァはTVシリーズが放映した後にビデオを借りて全部観て最初の映画数本も劇場で観たりエヴァ関連の本を読んだり、それなりにハマったのですが、新劇場版に関しては観たか観てないかちょっとあやふやで、でも旧シリーズには出てこないキャラとか空飛ぶ船みたいなのが出てくる作品も一つ観た記憶があるので破かQのどちらかを観たんだと思います。それでも全部ちゃんと把握できてない気がするのでアマプラで序、破、Qと揃ってるのでこれを機に全部観て復習しようかと思いました。新作は多分、配信で観れる様になったら観ると思いますがQまで観たらどうしても映画館で観たい、ってなるかも知れません。

今作に関しては大体全部知ってる内容だったけど、所々観たことない映像だったりここ作り直したなっていう部分がありました。旧シリーズからの一番の違いはアスカと加持リョウジが出てこなかった点でしょうか。アスカは次作から登場するみたいですがひょっとしたら加持リョウジは新劇場版には全く出てないのでしょうか。好きなキャラだけど新たなストーリー展開には彼が出てくる余裕がないのかも知れませんね。ストーリー的にはTVシリーズを観てないとシンジが学校に行く展開とか、いきなりトウジに殴られるところとかが唐突に感じられるかも知れないなって思いました。でも逆に観てない方がすんなり受け入れられるのかも知れません。大分スッキリした感じがするけど、自分がエヴァで好きな所って割とプロット的には無駄な部分かもなって思いました。ミサトがプハーってやるパートはちゃんと残ってたんでそれは良かったです。エヴァ・シリーズもスターウォーズ同様、ファンが好きすぎるが故に新作が納得いかないっていうのがありますけど、僕もエヴァに関しては好きだからこそ、駄目出ししたくなるのかも知れません。エヴァの場合はそもそもTVシリーズの終わり方がなんじゃこりゃって感じでしたが。

まだ全くエヴァンゲリオン観たことない方には素晴らしいSF作品なのでお勧めしますが、旧シリーズを観てる方は「破」から観ても差し支えないかも知れないなと思いました。
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