矢吹健を称える会

サラリーマン清水港の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

サラリーマン清水港(1962年製作の映画)
2.8
 「浮気がバレそうだったけど何とかした」がクライマックスにくる映画すごいな。しかし新珠三千代が超絶美しいうえ、クローズアップで「あたしの身体全部あげたっていいわ……」などと述べるシーンがあり、さすがに圧倒された。
 まあ他は相変わらずユルく、フランキー堺の似非華僑はいま見ると違和感がかなりある。しかし時折すごく陰影を強調した画面が来るので侮れない。また、ラストはこのシリーズには珍しいはっきりしたカタルシスのある展開で良かった。また、タイトルが凝っていて素晴らしい。