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大学は出たけれどのyuraのレビュー・感想・評価

大学は出たけれど(1929年製作の映画)
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活動写真弁士の片岡一郎様の活弁付き…!!
こんな貴重な機会…あるんだ…。


作品が始まった瞬間の第一声からガラッと声色も抑揚も変わって物語に引き込まれていくのがプロの技。
途中にジョーク入れたりして、遊び心があって、この方が世界中飛び回ってるのは国や文化を問わず楽しめるからなんだなーと。
こんなに古い作品普段は全然鑑賞しないけど、現代の映画とは違う新しい鑑賞のかたちを生で体験できたのが感動でした。

大学は出たけれど就職が決まらない兄(モノクロでもわかる男前)と当時の「カフェ」で働きはじめた妹の話。
お母さんに心配かけたくないの気持ちが一人暮らしをし始めた私にも身に染みて思われます…。

他にもフィルマで見つからなかったけど
「猿正宗」(切り絵アニメ…!!)
「Dr.Wise on Influenza」(英国のスペイン熱流行期の作品)も鑑賞しました🎬
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