彦次郎

大誘拐 RAINBOW KIDSの彦次郎のレビュー・感想・評価

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)
3.5
小犯罪で出所した若者が仲間2人と組んで大金持ちの老女を誘拐する犯罪コメディ。
誘拐される柳川さんが肝が太く身代金の額を100億円にするなど被害者側が事件をコントロールしているという点がユニーク。
大体誘拐事件となると「天国と地獄」みたいに陰鬱なものになりがちですが笑いと温かみのある作品に仕上がっています。シナリオの良さもあるのでしょうが主演の北谷さんの優雅かつ強かな淑女というキャラクターが有っての事だと思います。
緒形拳、天本英世、岸部一徳などの俳優陣も印象的でした。
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