大誘拐 RAINBOW KIDSの作品情報・感想・評価・動画配信

『大誘拐 RAINBOW KIDS』に投稿された感想・評価

emi

emiの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

古き良き邦画という感じで最後まで面白かったなぁ。
ちょっと間抜けな3人組が大地主のおばあちゃんを誘拐するも、おばあちゃんに身代金5千万を100億に変更するよう要求されちゃう話。予想外に頭がキレるおばあちゃん、そして賢くない3人組、なぜかどんどん大規模になっていく計画と、ふいに生まれる誘拐生活中の人間同士のふれあいも見所。当初90年代風の映像だけど序盤知らない役者さんばかりで一体いつの作品なんだ、と思っていたがよくよく観ていると若い頃の樹木希林さんや緒形拳さん、岸部一徳さんが出ており、ものすごく豪華キャストだった。正直みんな私が知っている時代より若すぎて一瞬誰だか分からない人が多い。

柳川とし子は策士、飄々としているけど頭がきれてかっこいい。分かる人にしか分からない表現ではあるが、おばあちゃん映画とBBA映画の中間である。若者3人組が次々と懐柔されていく様子に笑ってしまうのだけど、いかにも大地主っていう感じの器の大きい老女を北林谷栄さんが生き生きと、堂々と演じてらして、そのギャップというか、変なチーム感がとてもいい。これが”日本一のおばあちゃん女優”なのか。ちなみに後で知ったけれど北林さんは『となりのトトロ』のカンタのばあちゃんである。
大富豪の老女が、ムショ帰りのドジな三人組の青年たちに誘拐される。
青年たちが要求しようとした身代金は5千万円。
しかし老女は金額が低すぎると激高。
老女が自ら提案した金額はなんと100億円!
あれよあれよという間に、一見小柄でか弱そうなこのおばあちゃんが、誘拐事件を取り仕切っちゃう。
テンポよく進む痛快コメディ、夢中で観てしまいました!

誘拐事件なのに悪人がいない。
出演者たちの小気味よさ。
観ていてホントに気持ちがいい。

おばあちゃんには北林谷栄。
誰もが認める名優でしょう。

ドジな三人組には風間トオル他2名。
犯人なのに憎めない。

敏腕刑事に緒形拳。
渋オジ好きにはたまりません。

潜伏先の田舎のオバチャンには樹木希林。
味あり過ぎ〜!
なぜか割烹着の下にセーラー服を着てる。
さり気なく可笑しい。

“太陽にほえろ!” のゴリさん (竜雷太) も出てます。
七曲署からの応援ですか? 笑

とにかく、飽きることなく一気に観ました。
観終わった後も爽快。
個人的に、これは「傑作」だと言い切らせていただきます!
水曜日

水曜日の感想・評価

5.0
オモロー!!!!!!テンポもよくて倍速慣れした人もそのままで楽しいと思う!!北林谷栄さんトトロのおばあちゃん(カンタのおばあちゃん)だー!あの声で図太い富豪のおばあちゃん最高すぎ。お婆と山。これが姨捨山のアンサーソングなら良い。年取って絶対丸くなんてならんぞ。樹木希林さんは大物じゃなくて小物の役が好きなので良かった。
原作とはラストの余韻が『ショーシャンクの空に』くらいちがうと聞いたので原作読みたい....二倍楽しいなんてお得じゃん.....

刀自、ずっと「とうじ」と読むと思ってた「とじ」って読むのね❕またひとつ賢くなっちゃった❕
真栄田

真栄田の感想・評価

4.0
おもしれぇ〜!!
中学生ぶりに観たけど、やっぱ最高に楽しい映画だった

チンピラ3人組が大金持ちの婆ちゃんを
身代金目的で誘拐したところ
計画がズサン過ぎて婆ちゃんに論破されまくって
結果的に婆ちゃんが自分自身の誘拐計画のリーダーに成る
って言うプロットがもう面白い

身代金100億円を賭けた警察と犯人グループ(主に婆ちゃん)の
世界中を騒がせた頭脳戦

犯人グループ(主に婆ちゃん)を追い詰める
切れ者刑事を演じる緒形拳が
スゲェ格好良かった

このレビューはネタバレを含みます

おばあちゃんが怪物過ぎる
この人こうやって成り上がったんだろうなって想像出来て良かった
あんな人が居たらコロッと人心掌握されてしまうなって説得力があった
原作も読みたい
おぐり

おぐりの感想・評価

3.7
2022-10-16 ネット配信
北林さん 最後から3本目の映画かな
家人は 前にも観てると言うオレは憶てない
身代金100億円の大誘拐!。クスッと笑える誘拐コメディーです。ちょっとマヌケな登場人物たちの掛け合いが、軽快で楽しい。主導権が徐々にズレていく巧妙さ。滑稽でありながら、惹き付ける人情が魅力的です。UNEXTで、見放題配信中。(120分)
天童真の原作小説「大誘拐」(1978年)が最高に大好きです。全ての人に読んでもらいたいのですが、この映画もいいですよ。
いきなり始まる「出直しブルース by憂歌団」
100%昭和なブルースバンド。渋すぎるチョイス!
刑務所を出所する時に車の迎えが来るシーン。もしかしてブルース・ブラザーズ、意識してますかね!?

紀州の山持ちの超資産家の老女が誘拐された。
人徳も篤く人々に慕われる地元の名士であるとし子刀自の身の安全は?
…という心配はあっという間に覆される。
身代金100億を要求するという前代未聞の大事件を仕切るのは被害者のとし子。マスコミを使って全世界の注目を集める狡知に長けた犯罪の真の目的は?そして犯人の虹の童子の素顔とは?

ストーリー展開が大胆で予測不可能。柳川家の当主の人間力が半端ない。その上で、国家権力の非情への反発と反戦の心を語りかけて来ます。愛国心とは何か。彼女のようにお山を愛し守る心こそが根本なのではないでしょうか?本当に傑作ですよ。

82歳の柳川とし子を演じた北林谷栄さん。この方のための映画だと断言しましょう!何度観ても素晴らしすぎ!
リメイクドラマが作られようと、彼女の演じる刀自の品格と可愛さとのほほんとした表情の裏に秘めたキレ物の頭脳と迫力を感じさせることのできる人は存在しません。

和歌山県警本部長役の緒方拳も大好きな役者さん
猪狩さんは原作ではもっと無能なんですが、警察側にもヒーローを持ってくるのは映画の観せ方として正解だったでしょう。
でも本当は国家対一個人の闘いなのでね。警察にいい人がいると困るんですよ。現にわざと騙されたみたいなオチにしてましたよね。彼が県警本部長という設定も嘘くさい。県警トップはエリート官僚で基本他所者ですから、猪狩さんは地元刑事でないと…

樹木希林も彼女ならではの存在感でくーちゃん役をこなしており、妙な笑いと説得力を与えています。

風間トオルはじめ犯人たちの演技は今一つと言われていますが、原作小説の設定がド田舎の若いチンピラで、甘いキャラなんですよ。持っているのはとにかく底辺の犯罪者として生きるしかない人生から逃れたいという切実な一念だけ。
おばあちゃんに振り回される感や、人懐っこさ(愛に飢えている)を表現するには即効性という観点からお子ちゃま顔の彼らのキャスティングも悪くない選択だと言えるでしょう。

この映画は時代的には現代では成り立たない。携帯もGPSもない時代でないと。アナログな放送中継車も必須。
そして、柳川刀自が戦争という国家犯罪の被害者である事が最重要なのです。彼女が生きてきた半生の中でどれ程の深い想いを持っているか。それを考えて欲しい。
ユーモアたっぷりのコメディーでありながら、物語はとても重く深いテーマを持っています。
しかし観終わって温かい気持ちになれる素敵な映画です。
多くの名優さん達がもう鬼籍にはいっていることを思うと寂しいけれど貴重な作品でもあります。お勧め。
惨状魔

惨状魔の感想・評価

3.9
岸部一徳、雰囲気あってカッコよかった。
みんなハッピーな誘拐劇。
実は反戦映画?
戦い

戦いの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

和歌山旅行の予習。お山、和歌山の精神的支柱なんだな〜。旅行の計画で地理感掴んでたから分かる感じあったな。関西感と田舎感。おばあちゃんの手際がいいのめちゃくちゃ面白いんだけど、それだけでやってた。変な俳優皆出てる。
後半の手口があんまり分からなかった。税理士志望だから税金のスキーム分かっときたかったけど、身代金の会計処理なんか知る訳ないだろ。
最後に姫路で車買ったくだりとか見ると規模が全然違くなっててウケる。音楽がカッコいい、少しくどいけど。
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