ロビン

007/慰めの報酬のロビンのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
3.7
最新作「007 NO TIME TO DIE」の鑑賞前の復習。

冒頭のカーチェイスから前作での無念を晴らすかのようにボンドカーであるアストンマーチンDB-Sが活躍する!
そしてボンドが運んでいたのがある人物だと判明して、ここで初めて本作が前作の直接的続編であることが明かされる展開も良い!
ただアクションシーンのカメラワークが少し煩いというかブレが気になった。
臨場感出したかったんだろうけど何やってるちょっと分かりづらいシーンもあったりして。
もう少し引きの画を増やしても良かったんじゃないかなと。
とにかく雰囲気とアクションを楽しむには面白い作品。

それとCIAのフィリックスが何とも言えない相棒感があって良かった!

ボリビアにやってきたボンドの設定は休暇中の教師で、用意されてた安ホテルがボンドは気に入らない。
そこで高級ホテルに向かったボンドが、フロントに放ったセリフ「私たちは休暇中の教師だ、宝くじに当たったんだ!」には爆笑。

本作にとって惜しむらくは、脚本練り込みの甘さ。
とにかく、脚本が残念過ぎる。。
脚本がベストな状態だったら『カジノ・ロワイヤル』の完璧な続編となってダニエルボンドシリーズでも傑作となっていてもおかしくなかったかもしれない。。
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