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007/慰めの報酬のおぼっとのレビュー・感想・評価

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)
4.2
ダニエルクレイグ演じる6代目ボンドの2作目。
上映時間が最も短く、名セリフ
“Bond,James Bond”を発しない作品ですね。
カジノロワイヤルからの続編で、復讐に駆られる気持ち。愛したヴェスパーを友人と言い聞かせながら、復讐と任務に揺られるボンド。
今作は、非常に評価が低いですが、なぜ?って思いますね。
オリガキュリレンコが演じるカミーユ、最高ですけどね。
絡みは最後のKissだけ。強く見せても、ホテルが燃え上がるシーンでは、トラウマが…
また、序盤に敵の将軍と会うシーン。
彼女の背中越しが多く感じました。
何か背中に傷というか、火傷かな?って思ってたら、そこで伏線張ってましたね。

ボンド自身、復讐に駆られた自身を、彼女を見て冷静に彼女の復讐を見守った、復讐しても死人は望まないというメッセージ。

最後は、カナダの諜報員が、ヴェスパーの彼に騙されていた所を救い、同じネックレスを捨てるという、ボンドが007として本当のJames Bondになったと解釈出来ます。

今作は、スペクターまでのブリッジストーリーに過ぎないかもしれませんが、
もっと評価されていいと思いますけどね。
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