ドナウ

ロシアン・ブラザーのドナウのネタバレレビュー・内容・結末

ロシアン・ブラザー(1997年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

このジャケット…「フリークスも人間も」が大好きなので見ましたが、そうでなければ絶対に見なかったであろう作品。あの奇妙さを期待してみたからちょっと肩透かしだけど、重厚で一発が重いガンアクションはアメリカの火力こそ正義のそれと違って新鮮。爆弾を自作したり気合と根性で銃創を癒やしたりランボーっぽさも。ロシアの善はドイツの死、アメリカ、チェチェン戦争、民族間の対立、弱者には優しく裏切った兄を弟は当然のように許したけど、現実は…。音楽に逃避し、母性を求めるかのように惹かれた年上のスヴェータ、彼女の最後の表情は何を物語っていたんだろう。

フリークス…では不気味な笑う男を演じていた兄の写真の頭の変遷…すごくいい。
ドナウ

ドナウ