わかうみたろう

おいしいコーヒーの真実のわかうみたろうのネタバレレビュー・内容・結末

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

企業的な社会に染まってるわけじゃないし、それに沸々とする苛立ちを抱えてるからこその結論。素敵だと思う。

あと、ドキュメンタリー映画でもJ-POPでもなんでも好きなモノはやっぱり根本のところで繋がってる部分があるってことに気づかされた。

ちなみに、好きなコーヒーはベトナムコーヒーとトルココーヒー。














(フィルマークスに書くには適切とは言えない、スタバに向けた私的追記)

コーヒーの文化が全くアメリカとは異なるイタリアに、スタバなんてなかったイタリアに、「あまり好きではない」スタバができるらしく(もうできてたかもしれないし予定だっただけかもしれない けど)それもあって個人的にも苛立ちを覚えてはいる。映画を観て。一方で、実際は空間欲しさでスタバに行っちゃうこともある自分の情けなさに脱帽。
イタリアのコーヒー商業のフェアトレード事情の詳細はわからないからイタリアのコーヒー店が全部いいのかわからない。もしかしたら自販機で1ユーロで買えるスタバよりも断然に美味しいエスプレッソのコーヒー豆の仕入値も狂ってるかもしれない。けどスターバックスコーヒーって企業は舐めてるとしか思えない。社員やアルバイトの人のことを舐めてるとかは言ってない。勿論スタバ内でのバリスタナンバーワンになった人とかいるなら尊敬する。し、生活のため、誰かの為にとか、目的をもって働いてる人は企業がどうとか関係無しに尊敬してる。けどスタバが組織としてあまりにも現代の企業的過ぎて呆気にとられる。 ってコーヒーについて熱く教えてくれたイタリアにいる友人のことを想いながら、この映画を観て思いました。
けど、それはそれで自然、ナチュラルでもあるのもわかるからなんか悔しい。

一呼吸。

矛盾は当たり前の事象。スタバについての知識もほとんどないから断面的な解釈故の偏見かもしれない。そもそも安いコーヒーを求めようとしてる自分だっているから、スタバ以外のチェーン店だって行くことにも違和感はある。だからスタバだけがどうこうって話でもない。てか社会構造の問題でもあるしコーヒーだけの話じゃない。だが、この映画を観た後にもスタバに行ってしまうのやはりは情けない。


あ、追記の追記

他のチェーンのお茶屋さんやマック大好きなのに、「どうしてもスタバだけはちょっと」って思う自分のメディアリテラシーの低さと、とことん調べてやろうっていう気力のなさと、幼さに敬礼