ギズモX

美女と液体人間のギズモXのレビュー・感想・評価

美女と液体人間(1958年製作の映画)
3.6
放射能によって変異した液体人間が人類を襲う50年代東宝SF作品。

監督は『ゴジラ』の本多猪四郎氏!
第五福竜丸事件を反映した事件から物語が始まるなどストーリーも『ゴジラ』に似ています。

ただ、今作は刑事ドラマになっており、キャバレーのシーンは無駄にエロく、液体人間はサイケでホラーな雰囲気などなど、今で言うエモい作風に仕上がっており、当時としては大人向けに作られているなと思いました。
『ウルトラQ』の原点を見てるみたい。

クライマックスでの業火とナレーションがとても悲しかった。
『ゴジラ』と同じく放射能の恐怖を描いた本作、自分は良かったです。

液体に火はまだ分かるけど、液体に銃って効果あるのかな?
ギズモX

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