シマクマ

ブルース・ブラザースのシマクマのレビュー・感想・評価

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)
3.9
主人公の一人ジェイクが強盗の罪で被った3年の刑期を終えシカゴ郊外のジョリエット刑務所を出所する。
もう一人の主人公で弟のエルウッドが彼を迎えに来るところから物語は始まる。
そして兄弟は自分たちの育ったカトリックの孤児院に出所の挨拶に行くが、孤児院が5000ドルの固定資産税を払えないため政府から勧告され、立ち退きの瀬戸際にあることを知る。
孤児院を救うため、援助を申し出るが、犯罪で得た金は要らないと院長に追い払われてしまう。
その後、ある教会のジェームス牧師の礼拝に出席することになる。
ジェームス牧師の唄と踊りを交えたエキゾチックな説話を聞いた二人は、突然神の啓示を受け、バンドで金を稼ぐことを決意し、まずはかつてのバンドメンバーを集めることする・・・という話

映画史上の名作という情報だけ入れて鑑賞
ドリフっぽいシーンもあって昔のコメディ映画って感じだけどテンポがいいせいか飽きずに観れた。
それとちょいちょい挟んでくる音楽シーンが印象的というか、これがこの映画のメインだと思います。
有名な歌手や俳優が沢山出演してるお祭り的映画でブラック・ミュージック系が好きなら一度は観るべきです。







(ここからネタバレ)
牧師の格好したジェームス・ブラウンには驚いた。
この後どうなるのかなと思ったらやっぱり唄うんですね、ここよかった。
それとバンドのメンバーの奥さん
急に歌いだした、その歌声!、もしやソウルの女王のアレサ・フランクリンなのかと驚きました。若すぎてわからなかった。
楽器店のオジサンがレイ・チャールズなのは笑った。銃を撃つシーンもあってレアなもの見れたなって感じ。もちろんその後で歌を披露。
自分が知ってるミュージシャンはこれぐらいですが、それでも豪華メンバーが出演してるのは、分かりました。
どのシーンの歌も演出も素晴らしかった。
主人公の二人の痩せてノッポの方、ダン・エイクロイドなんですね。
ゴーストバスターズの頃からぽっちゃり系のイメージしかなかったので、これは驚いた。
執拗に二人の命を狙う謎の女が、スター・ウォーズのレイア姫役のキャリー・フィッシャーだったのが意外な役で笑えた。
終盤に登場する収税課職員がスティーブン・スピルバーグらしい、後で調べてわかりました。若い頃こんな顔だったのかと感慨深かった。
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