2022年2月6日 NHKBS放送録画
『ミザリー』 1990年ｱﾒﾘｶ制作
監督、ロブ・ライナー。
他の監督作品に『記者たち～衝撃と畏怖の真実～』
『最高の人生のつくり方』『最高の人生のはじめ方』
『最高の人生の見つけ方』がある。
ポール・シェルダン（ジェームズ・カーン）は作家。
小説「ミザリー」のシリーズで人気者となっている。
新作を書き終えたポールは雪道を車で走り、事故に遭う。
そこをアニー・ウィルクス（キャシー・ベイツ）に
助けられ、元看護士のアニーの家で介護される。
しかし、熱狂的な「ミザリー」のファンであるアニーは、
次第に狂気を見せ始める。
３、４度観たはずの『ミザリー』、気持ち新たにまた観る。
ストーリーの細かいところはすっかり忘れているので、
食い入るように魅入った。
最初はあどけないような笑顔のアニーが、次第に無愛想に
なったり、無表情になったり、狂気じみた表情をしたりと、
キャシー・ベイツの表情の変化がリアルで！
昔はもっとこのアニーが怪物のように感じられて
恐ろしかったけれど、今回観ると、「怪物感」があまり
感じられず、アニーを人間ぽく感じた。
ごく普通の人に思えた人が、次第に狂気を表すことの
恐ろしさを、キャシー・ベイツがうまく演じている
ように感じた。
何度観ても、そのストーリー展開は怖くて面白い。
