本当に良質なホラー、スティーヴン・キングの映画で1番好きです。
登場人物はほぼ2人でCGを使ってたりイケメンや美女がいる訳でもない、それなのにこれだけ面白いホラーが作れるんですからすごい!
キャシー・ベイツの人の良いおばさんからガラリと豹変するところはトラウマもんです、所々フィリップ・シーモア・ホフマンに見えるぐらい恐ろしい女優さんでした。
たかが小説の結末が気に食わないぐらいでとも思うけども、最高のファンは一歩超えると最高のアンチですよね、なんで殺したんだよ!!なんでそっちのキャラとくっついたんだよ!とか漫画でも荒れますもんね、えぇ、自分もニセコイやいちご100%でアンチになってしまった苦い思い出があります…。だからこそここまででは無いけれどこういうファンは必ず居そうというありえなくない題材だからこそ怖いんですよね。
大体シチュエーションスリラーなんか観てると自分ならこうするのに!とかこうすればいいのに~とか思ったりしますが、これは出し抜いたと思っても簡単にそのチャンスを潰されてしまい、隙がない!
ハンマーのシーンは思わず目を背けてしまいました、キャシーの表情が脳裏に焼きつきます。結局怖いのは人ですね、人!
今こそ映画館でミザリー観たいなぁ、、。