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メメントのmigeruのネタバレレビュー・内容・結末

メメント(2000年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

2000年のアメリカ映画
主演はガイピアーズ

最初にハイライトシーン➕基本的に時系列が逆再生でストーリーが進む珍しい映画。事故により記憶が10分間しか持たない主人公レナードがレイプ後殺された妻の復習のために体中へのタトゥー、写真➕メモ等彼に今できる手法を様々用いる。保険会社の調査員時代の対象人物であるサミーは彼と同様に2分程度で記憶が消えてしまう。自分と同様の彼を教訓に犯人ジョンGを捜す。テディといった怪しい協力者もいる。
最終的な結末として、協力者テディを殺す。しかしテディは警察官であり、ジョンGはレナードに以前殺されている。さらに妻は殺されず生き残っていた。サミーの話はレナード自身の作り出した虚像であり自分を正当化するために作り出したものであった。結局妻を殺したのはレナード自身でありインスリン注射によるものだった。テディは以前レナードが真のジョンGを殺した際も立ち会わせておりレナードが満面の笑みを浮かべる写真を撮り収めていた。
さらに外部サイトによる意見は、レナードがホテルの部屋番号を覚えている、自分の行動を細かく話す電話相手がいる事などからレナードは精神棟病院の患者でこの話は彼自身の妄想という結論を出していた。
メメントの意味はラテン語で思い出せ、死を記憶せよ。また英語で思い出、記念品等の意味があり彼自身の作り出した虚像がメメントであったことなのだろう。
内容は複雑で、逆再生という手法は面白かったが面白かったかと言われると微妙な気もする。
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