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セレンディピティのmoviemanのレビュー・感想・評価

セレンディピティ(2001年製作の映画)
4.2
 これぞ運命ですね!クリスマスにぴったりの映画でした。運命的要素が強すぎて、こんなの現実じゃありえないだろって思ってしまったり、途中の展開などで、なんで彼女をつかまえないんだよ、2人ともそこ運命に託すなよ!とか色々思ってしまうところもありましたが、終わり良ければ全て良しですかね笑。
 こういった映画にロマンを感じてしまうのは、現実でも、あり得ないわけではないから。確かに上手くいきすぎてる部分もあったし、確率的には、不可能に思えても、起こらないわけではない。そこに運命を感じちゃうんでしょうね。

 
 ストーリーは、クリスマスのある日、お土産コーナーで、サラとジョナサンが偶然同じ手袋を買おうとするところから始まります。会話を交わし、互いに好意を抱きますが、それぞれ恋人がいます。そこで、サラがこれが運命の出会いなら、またきっと会えるわ...と連絡先も教えずに別れてしまいます。
 そして2年後へ、2人とも別々のパートナーと結婚することに。でも、結婚式が近づく中、互いに2年前のクリスマスで、1度会っただけの、あの人が忘れられません。想いが抑えられず、最後にもう一度、忘れられないあの人を探しに旅に出ます....


 この映画でいいな、と思ったところは友情ですね。お互いに探しに行くんですけど、1人じゃないんですよ。2人とも、親友が協力してくれて、一緒に探しに行ってくれるんですよね。
 こんなん探すの絶対無理だろ、と思ってしまいますが、最後まで協力してくれます。しかも、お互いにその親友がいなかったら、めぐり逢えていなかったでしょう。心の支えなどもありますが、お互いを見つけるのに、キーポイントがあるんですよね。それは、観てのお楽しみということで笑。ああいった信頼しあえる、無理なお願いにも付き合ってくれる関係は、素敵だなと思いました。
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