TAK44マグナム

惑星大戦争のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

惑星大戦争(1977年製作の映画)
2.2
なんでもアメリカでは「スターウォーズ」とかいうSF映画が大入りらしいぞ!
よし、日本にくるのは一年後だから、それまでに似たようなのをでっちあげて一儲けしようじゃないけ!
・・・という、ロジャー・コーマン方式を取り入れて東宝が急造したのが本作、「惑星大戦争」であります!

ちなみに「惑星大戦争」というタイトルは「スターウォーズ」の邦題案だったのですが、こんなタイトルにならずに本当に良かった!本当に、本当に、良かった!
もう一度!本当に良かったよぉぉぉぉぉ!!
確かに直訳すれば「惑星大戦争」だけどさ・・・格好悪い。

子供のころ、せがんで親に観に連れていってもらったんですよね。子供だったから、こんなのでも充分に楽しめましたが。
でも、子供だったから、後のトレンディ女優(死語)である浅野ゆう子の恥ずかしいファッションには何も感じませんでした、はい。

地球を侵略しにきた悪い宇宙人を倒すために、金星へとむかう最新鋭宇宙戦艦の轟天号!
ドリルミサイルも装備された轟天号と金星大魔艦の一大決戦!!
はっはっはっ、ショボいですけどね!
なにせ三か月ぐらいで作ったって話ですからね。
日本版「スターウォーズ」と触れ込んだ特撮大作なのに!
テキトウすぎるでしょ、これは(汗)

本家スターウォーズだって予算からいったら決して満足するものではなかったというのに、やっぱり基本的なマインドの差を感じるなあ。


劇場、テレビ放送にて