記念すべき555作品目。
5にちなんで後回しにしてた今作を。
病気系の話はどうしても涙腺崩壊してメンタルが沈んでしまうのでどうしても避けてしまうのでこの機会に。
ある日突然ガン宣告。
今まで通りの生活が一変してしまう。
病気系の映画なのに泣かなかった。
ただじんわりと苦しみが伝わってくる感じ。
主人公のもどかしさや苦しみや辛さは本人しか分からなくて、でも彼の周りの人の接し方や悩み方も分かって、両方の気持ちが理解できる映画だった。
客観的に見てて正解や見本てないんだと思った。
この映画の凄いところは
主人公以外の要素である
病院や医者の冷たさや周りの戸惑いや彼女の裏切りや友だちの大切さや病気の怖さや親の接し方や全てがすごく丁寧に描かれていること。
どれも体験したことがないけれど、
観てて静かに伝わってくる。なぜか全てに感情移入してしまう感覚。
もし私の周りが、私自身が誰かの立場になったら、私は何を思いどんな行動を起こすのだろうか。
友だちのカイルの接し方は凄く勉強になったし、不器用ながらも愛を感じた。
自分が辛い時に支えてくれる人はほんとに大切にしなければ。