シガーandシュガー

デス・プラン 呪いの地図のシガーandシュガーのレビュー・感想・評価

デス・プラン 呪いの地図(1958年製作の映画)
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面白かった!墓地は別として、多くがスタジオセットで完結!なので舞台を見ているような感覚で楽しめた。
とはいえだんだん理性とオカルトの間で精神が揺らいでいく主人公の心理描写は頑張って映像表現していたと思う。その主人公の心の動きが、見ているこちらの期待の波長といい具合にリンクするので終始気持ちいい。音楽も効果的。

最初はちょっと鼻持ちならないブルジョワの主人公が、ラストはちょっと苦労を刻まれたいい顔に見えるあたりが役者のうまさかなあと思いながら見ていた。
メインの仕掛けである墓地の地図、デザインが最高。このデザインが怖さを増幅している。