2020年9月20日 NHKBS放映
監督、スティーヴン・ソマーズ。
『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』の監督さんで
ある。
1888年、バチカンのカトリック教会の裏組織に所属する
モンスターハンターのヴァン・ヘルシング（ヒュー・
ジャックマン）は、400年以上も生きている不死の人間で
ある。過去の記憶はない。
組織からの命令で、トランシルバニアを支配するドラキュラの
抹殺と、ドラキュラと戦うヴァレリアス一族を保護するように
頼まれる。
ヘルシングはパートナーのカールと共にトランシルバニアに
向かう。
そこでは、王子ヴェルカンが狼男と戦い乍ら川に落ち、
アナ王女（ケイト・ベッキンセイル）はドラキュラ
（リチャード・ロクスバーグ）の花嫁たちから襲われていた。
なんか凄い話です。
ドラキュラや、狼男やフランケンシュタインが登場し、更に
ドラキュラの子供たちを製作している。
その子供たちは、子供達の部屋＝工場で、今まさに生まれ
出ようとする様は、まるで「エイリアン」の誕生部屋の
ようだ。
中世の怪物対モンスターハンター、きっとｸﾀﾞﾗﾅｲ話だわ、
と思いつつ、何気なくテレビをつけていてなんとなく
観ていたら、アラ、意外と面白い(^^♪
で、そのまま終わるまで観た！
フランケンシュタインが怪物どころか、可愛そうな設定。
ドラキュラは子供たちのエネルギー源として
フランケンシュタインを利用するだけだし。
見た目で皆怖がるし、皆がやっつけようと思うところを、
ヘルシングはフランケンシュタインのことを理解しようと
する。
優しい心根のフランケンシュタインなのだ。
ラスト、一人丸太の筏で旅立つフランケンシュタイン、
とても良い表情をしていた。
ドラキュラ役やその花嫁たちがなかなか映画を盛り
上げる小憎ラシイ役。
ヒュー・ジャックマンさんはお似合いの長髪で素敵。
ドラキュラ蝙蝠と狼男が闘う場面は、いかにもCGと分かる
映像で、ちょっとシラケはするが、それ以外は迫力も
あり、ストーリー展開もまずまず面白かった。
