真世紀

口裂け女 リターンズの真世紀のレビュー・感想・評価

口裂け女 リターンズ(2012年製作の映画)
3.0
民俗学専攻のヒロイン(元SDN48・大堀恵)は祭礼があるとの情報をネットで仕入れ、女友達4人連れで秘境の村へ。そこは災いを食らうが、その代償に容貌が衰えるという生き神信仰が。

それは表向き、実は生き神として幽閉されていたのはもっと物騒な存在でヒロインらはその供物としておびき出されていたのでした。まあ、タイトルがタイトルだし、それこそが口は裂け、人を殺すのもためらわずの化け物。何百年もこの村に生まれ、あるいは事故で顔面損傷した女が現れと代替わり。昭和時代には逃げ出して口裂け女伝説のルーツとなったと。

謎の男の助けもあって一人逃げ出したヒロインは村人に追われながらも、友人を救い出そうとするが。

この生き神、ちょっと表へ出ると村人も殺傷。こんなの代々、崇めてもいいことないだろう、村寂れてるし。生き神をコントロールできる生き神使いの男も出てくるけど、鎧みたいなのを着込んで、生き神を捕えて鎖でつないで元の場所へ連れ帰る移動手段が自転車。横着な主人による犬の散歩のようで傍から見て間抜けであります。

ともあれ、微妙なんだろうなと思いながら観たら、やはり微妙でした。
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