真世紀

キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバーの真世紀のレビュー・感想・評価

3.5
久々の再見。前作サバイバーがよろよろと道路へ飛び出し、高校のスクールバスにはねられ飛散。駆けつけたのは例の保安官、いやいやヘラジカだからぁとバス運転手をさらっと無罪放免(爆、ところでこの出だし、「真・事故物件 本当に怖い住民たち」二作目に影響与えてないか?)。しかし、あの犠牲者ら遺体が溶け込んだ水源から採取の水がボトルに詰められ、拡散。はねたバスの生徒が通う地元の高校にもそのボトルは納品されていた。

アメリカのハイスクールの卒業シーズンといえばー、のプロムパーティーを控えて三年生浮き立つ高校内。主人公は幼馴染みが運動部系彼氏と別れて自分にも目が出て来たんじゃね?と思いきや、その彼氏にボコられてしまったりと受難。されど、友人がふとしたきっかけで、いたした同級生をプロムに誘ったから、君も来てよ!と懇願。行くつもりがなかったパーティーに顔を出すことになって異常事態に遭遇する。

高校ではパーティー準備の最中から、例の水ボトル投入にさらにバスではねた運転手の用務員(バスをきれいにするためにかけた水をまともに浴びてはねられた犠牲者の体液摂取済み)がフルーツカクテルにあいつら俺をバカにしくさってと血尿混じりの放尿をかます。他にも売店に並んだ汚染飲料水ボトルを口にして爪が剥げてたりなんだりな生徒の皆さん、プロムに集結。さらには汚染封じこめの強行手段を取る部隊が高校を封鎖する事態に。

シリーズ一作目にあったカンフー噛みつき少年みたいな異常描写は無いけど、それなりに楽しめるよなと思ったら、タイ・ウェスト監督の早期のお仕事なんですな。
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