すぽんてぃにあす

バッファロー’66のすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

バッファロー’66(1998年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ヴィンセント・ギャロが監督・脚本、音楽までも担当し、主演なんだから納得してしまった。

やはりネタバレには注意してほしい。
安易にこれは「ラブストーリー」だなんて教えてほしくない。
見栄っ張りなダメ男がたまたま出会った女性を脅迫することから始まり、こんな結末を迎えているからこそ救われてしまう。

最初から最後まで、映し出される世界観は独特で異様とも思えた。
筋書きに奇抜さがあるわけではないけど、音楽やカメラワークは記憶媒体に根強く残るであろう。
張り詰め切羽詰まったギャロも、クリスティーナ・リッチの色んな角度から溢れ出す魅力も、ひとつ残らず愛らしい。