ティム・ロビンス
ペニャたん
レイチェル・マクアダムス
トリプル主演で送るロードムービー!
イラク帰還兵の3人が偶然知り合って、それぞれの行きたい場所へ向かう。
3人それぞれが悩みや問題を抱えてる。
知り合ったばかりで単なる同乗者という関係から、旅するうちに親密になっていくのが楽しい。
とはいえ、その抱えてる悩みや問題がそこそこ深刻で。
ティム・ロビンス扮する退役軍人の帰宅した際の気まずさに旨が痛む。
ペニャたんの悩みは傍から見ると笑えるんだけど、本人からしたら深刻!
しかしその解決がそれかい!
さすがレイチェル・マクアダムス!
紅一点レイチェルの戦死した戦友のギターを家族に届ける流れも切ない。
帰還兵をテーマとする映画はPTSDを抱えてたり暗めの作品が多いけど、こちらはあくまでタッチは軽い。
それでも「戦争に行った人」と「戦争に行ったことのない人」との隔たりや、戦地に行った人を待つ家族の問題など、アメリカという国が抱える問題もさらっと描いている。
帰還兵の気持ちなんて分かりゃしないけど、観てるうちにどうしても3人に感情移入しちゃって応援しちゃう自分がいた。
こんな豪華キャストなのにあまり知られてないのは、おそらく地味すぎるからだろうな。
ラストにしても良かったような良くないような。
でもそれぞれの生きる道や場所がそこだったってことなのかな。