ろく

サニー 永遠の仲間たちのろくのレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
3.8
日本版である大根仁の「SUNNY 強い気持ち強い愛」は既に見ている。

いや日本版が好きなんでこれも当然好き。というかある意味、「今苦しい」人に刺さるのでエモムービーとしてもう完璧な出来である。

今回韓国版で見てなるほどって思ったのは表題の「サニー」がしっかり使われていること(音楽ね)。僕はオザケンのファンなんで日本版のが好きだと思っていたが見て豈図らんや、こっちはこっちでいいじゃんって。素敵な気持ちで見てしまった。

ストーリーは日本版とほぼ変わらない。いやこっちのが先なんだから「日本版が変わらない」なんだけどやっぱいいよねって気持ちになる。若いころの懐かしさがそのままビンビンと伝わってくる。やっぱオッサン・オバサン殺しな映画なんですよ、これは。大事なのは郷愁ですよ、これ絶対。

そういえば高校のころの友人とはすっかり会わなくなってしまった。フェイスブックと年賀状でかろうじてつながっているレベル。久々に会いたいなぁと思いながら実は会うのが怖かったりする。だからこの映画はやはりファンタジーなんだよ。

※ナイキのバッグはみんな欲しかったのだろうか。自分は学生のころそこまで欲しいものがなかったんで理解に苦しみ。みんな同じものを持っていることはある意味、共同体に入る理由かもしれない。
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