上海十月

サニー 永遠の仲間たちの上海十月のレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
3.0
これは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なのだと労働運動している兄と家族が食卓を囲んでいるシーンで気づいてしまった。韓国ドラマを病院の人たちが見ていて不満を漏らすのは、常々私自身も思っていることなので、やっぱりそうなんだ!と思って嬉しくなる。その後は、かつてのスケバンリーダーが癌患者となり、昔の仲間に会いたいという話。彼女達にも現在は、さまざまな問題を抱え現代と過去を行き来する。ところどころ面白いんだが、かなりベタなところがあって、個人的には、わかりすぎて辛いかなと思える。政府が労働争議を弾圧しているシーンなんかは、韓国映画の層の厚さと製作資金の豊富だと見せ付けられる。
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