くぅー

君よ憤怒の河を渉れのくぅーのレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.7
端的に言うと、昭和版『逃亡者』で、凄まじいテンションで見たかったのだが・・・何を狙ったのか?陳腐な挿入音楽が台無しにしてる感は否めない。
さらには、ツッコミどころ満載のチープな描写がもったいなく、そのあたりは時代として片付けるが・・・結局は俳優陣の頑張りだけで持たせてしまってる約150分かも。
しかし、この作品が中国では外国映画解放政策の先陣として、大ヒットしたのは興味深い。
そう、高倉健の貴重なボケにニンマリとし、ハードボイルドな原田芳雄にはニヤリで・・・何だかんだで、憎めない作品の余韻。
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